子どもが発熱・感染症に!他のきょうだいに移さないための4つの方法

兄弟姉妹がいると、学校や保育園で病気をもらってきてしまうことが多いですね。
一人っ子の時には感染源も限られていましたが、小さい子どもが上の子ども経由で風邪や伝染病に感染することもあります。
どうにか気をつけて、他の子に移らないようにしたいですよね。
予防方法をご紹介いたします。

部屋を分けて湿度を上げる。

まず患者である子どもと元気な子どもの生活スペースを分けます。寝室を別々にして症状が良くなるまでは接触を避け、室内を加湿してください。
加湿器がない場合は濡らしたタオルを吊して湿度を上げることもおすすめです。
湿度を高めるとウイルスや菌の活動が抑えられ、感染しにくくなります。
子どもがキッズ用マスクを着用できる年齢なら、部屋の中でもマスクを付けるようにしましょう。

たった10cmでも効果のある窓の開け方

症状が収まってくると子どもは、他の兄弟と遊びたくなってしまいますよね。
それを無理に止めてしまうのもかわいそうです。ですが、保育園や小学校のお兄ちゃん・お姉ちゃんと違って、小さい子どもはマスクを上手に付けることができません。
そんなときは、換気をこまめにすることがおすすめです。
寒い時期に窓を全開にするのは大変です。けれど、1回10分程度窓を10cm程度開けるだけでも十分換気ができます。風邪の通り道が出来るよう2か所以上の窓を開けましょう。また、換気と同時に空間除菌もおすすめです。

早寝早起き、手洗いうがいは大切です。

感染力の高い病気であっても、同じ家族中には移る人と移らない人がいます。
疲れがたまっていたり、免疫力が落ちていると病気をもらいやすくなります。
子どもも大人も早寝早起きで規則正しい生活を心がけてください。
小さい子どもでも帰宅後には手洗いやうがいをする習慣を日頃からつけておきたいですね。外からの菌をなるべく家に持ち込まないようにできます。

産後ママと赤ちゃんは要注意です。

生まれて半年くらいまでの赤ちゃんは、ママの免疫力があるから風邪が移りにくいといわれています。かといって、完全に移らないわけではありませんので注意しましょう。
移った場合に薬を飲むことはできませんので、できるだけ感染者の子どもに近づけないようにしましょう。また、産後ママはしばらくは免疫力が落ちています。
子どものお世話を主にするのはママですから、自然接触率が高くなってしまいますので、必ずマスクをつけて、お世話の後には手洗いを心がけましょう。
ママが風邪で倒れてしまったら家族は大変ですよね。

★家族全員が順番に熱を出してしまうと、とっても大変です。特にママは24時間営業ですから、育児や家事など倒れてしまうと、家族みんなが不安になってしまいますので、特に気をつけましょう。
まず、外からの菌が入ることを防ぎつつ、もし感染してしまった場合には被害を最小限に食い止める工夫をすることが大切ですね。

子育てコラム一覧