化学物質過敏症をご存知ですか?

身の回りにあるさまざまな製品に含まれるごく微量の化学物質が原因で、身体的、精神的な症状が現れる病気です。
その病態や発症の仕組みは明確になっていません。化学物質への感受性は個人差が大きいため、同じ環境にいても発症する人としない人がいます。

化学物質過敏症の症状は多様ですが、粘膜刺激症状(結膜炎、鼻炎、咽頭炎)、皮膚炎、気管支炎、ぜんそく、動悸、不整脈、異常発汗、精神症状(不眠、不安、うつ状態、記憶困難、集中困難など)、頭痛、発熱、疲労感などが出現すると言われています。

最近は、香りつき洗剤・柔軟剤・シャンプー・コンディショナー・芳香剤・香水などが人気ですが、香りの感じ方には個人差があります。自分にとって快適な香りでも、他人には不快だったり、体調不良を起こしたりする場合があります。大勢の人が利用される場所・施設・乗り物などを利用する場合には、ご配慮をお願いします。

問い合わせ先

保健福祉部保健課母子保健係(保健センター内)
電話:0155-42-2712