楽しい読み聞かせ~絵本とのよい出会いを~

『よい絵本から子どもが得るものは?』『発達に合った絵本選びのコツは?』『子どもが楽しめる読み聞かせは?』・・・・・子どもにとってかけがえのない“よい絵本との出会い”に触れたいと思います。

絵本は子どもの心を育てる栄養です!!

絵本の読み聞かせには、子どもの成長に欠かせない要素が沢山ちりばめられています。まず、言葉に出会うことで、聞くことの楽しさや、おもしろさを味わうことができ、語彙が豊かになります。さらに『次はどうなるのかな?』『何が出てくるかな?』と考えることで想像力も育つといわれています。

そしてもうひとつの大切な読み聞かせの要素は、読み手である人とのコミュニケーションです。おうちの人が絵本を読んでくれるというのは、子どもにとって、このうえなく嬉しいこと。絵本や読み聞かせを通じて、子どもはたくさんの愛情を感じ取っているのです。

読み聞かせに難しいルールはありません!!

『どんな本を読めばいいのかな?』『どうしたら楽しんでくれるかな?』など考えてしまうことがあるかもしれませんが、読み聞かせに難しいルールはありません。簡単なポイントを3つ押さえておくだけで十分です。

  1. 読み手がその本を好きになる
    その本を何度も繰り返し読み、そらんじても読めるようにしましょう。
  2. 子どもの興味・関心に合った内容の絵本選び
    日ごろからお子さんが何に興味があるのかを観察しておきましょう。
  3. 子どもの表情や気持ちを感じながら読む
    読むときには、ある程度の間を入れてお子さんの反応をチェックしましょう。

幼児期によい絵本と出会えた子どもは、本の楽しさをしり、大人になってからも本といい関係を築けるようになるといわれています。日常生活の中で、ごく自然に絵本の読み聞かせタイムを取り入れ、楽しい読み聞かせを通じて、絵本の素晴らしい魅力をお子さんに伝えていきましょう。

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